2010年11月11日。アジャイル界に震撼が走った。
永和システムといえば、日本のアジャイル開発の第一線を走る会社であるといっても過言ではない。
その永和システムが、XP(eXtreme Programming)で提唱されている「計画ゲーム」をインスパイアしたサービスを開始したのである。
■『初期費用0円』アジャイルに適したまったく新しい契約形態での受託開発サービス、トライアルを開始
日本におけるソフトウェア開発の大半は「先行型見積もり」。顧客の要求に基づき、最初に明示的/暗黙的な機能をすべて洗い出し、見積もり価格を提示するというスタイル。
一方、XPで提唱されている「計画ゲーム」とは、顧客の事情に応じて柔軟な対応を許容する。開発期間中に見積もり予算範囲内である程度の機能を削減や機能変更が可能な方法である。つまり、「適応型見積もり」であるといえる。
この「計画ゲーム」を実現しようと様々な試みが取り組まれてきたが、ここまで堂々と提示された事例は今まで見たことも聞いたこともない。まさに「目からウロコ」である。
今後の永和システムの動向に注目したい。
0 件のコメント:
コメントを投稿