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2011/02/11

【情報】最もポピュラーなアジャイル開発手法とは?



■IPA独立行政法人 情報処理推進機構
■非ウォーターフォール型開発に関する調査結果

最近、「アジャイル開発」という言葉は聴くが、具体的にどんな手法なのか?
或いは、どの手法がメジャーなのか?




IPA 独立行政法人 情報処理推進機構が2010年3月に、「非ウォーターフォール型開発に関する調査結果」を公開している。

・非ウォーターフォール型開発に関する調査(調査報告書)調査報告書
・非ウォーターフォール型開発に関する調査(研究会報告書)研究会報告書
・非ウォーターフォール型開発に関する調査(成果概要資料)成果概要資料


先ずは、アジャイル開発手法の種類を見ていこう。
■アジャイル型開発
・Lean Development
・スクラム
・Extreme Programming(XP)
・Feature Driven Development(FDD)
・Dynamic Systems Development Method(DSDM)
・Adaptive Software Development(ASD)
・Evolutinary Project Management(Evo)
・セル生産
・ユニケージ
「非ウォーターフォール型開発に関する調査(調査報告書)調査報告書」P.11~12



そして、海外における導入事例の件数も記載されている。

このグラフから、海外におけるScrumの人気の高さが良く分かる。
そして、「Scrum/XPの組み合わせ」、「XP」とXPの採用事例の多さが分かる。

■図14 アジャイル手法の種類




「非ウォーターフォール型開発に関する調査(調査報告書)調査報告書」 P.204




更に、アジャイル手法の更なる活用における障害が記載されており、組織文化が障壁になっていることが分かる。

■図15 アジャイル手法の導入拡大の障壁

「非ウォーターフォール型開発に関する調査(調査報告書)調査報告書」 P.205



これらの資料は、ウォーターフォールプロセスと非ウォーターフォールプロセスを様々な観点から調査/分析した結果がまとめられており、参考になる所も多い。

具体的な数値も多数記載されており、アジャイルプロセスを導入の判断材料として、有効な資料となるのではないだろうか。

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