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2011/07/03

【ネタ】アジャイルを知らない上級SEたち



■システムエンジニアとしての一言――SE今昔物語(2/2)
twitterからの情報。
以下引用。
「知りません。アジャイルとは何ですか」「名前は聞いたことがあるが、私の会社ではしていないので、詳しくは分からない」「一応のことは知っていますけど、当社はもっと堅実なウォーターフォールでの開発なので……。長所と短所について聞かれても分かりません」。「一応知っている」というレベルにすらない。

一口に「ソフトウェア開発」と言っても、現場によって開発対象や開発手法が異なるため、すべてを知ることは難しい。

人は、本質的に「面倒なことはしない」生き物である故、何らかの理由が無い限り、新しいことに挑戦しようとは思わないと考えている。

プロパーで、仕事が忙しくても、適度な給料が貰え、年功序列で階級が上がるような、「それなりに暮らしていける環境」の中では、わざわざスキルをアップしようと考える人は少ないのではないだろうか。そういう人たちにとっては、「業務内容」が仕事のすべてであり、「ウォーターフォール型開発プロセス」が9割を占める [※1] 日本の現状では、「アジャイル」を知らない技術者の方が多いのが当然であろう。

逆に、派遣社員で、いつ会社から首を切られるか分からず、危機感を持った方の方が、プロパーより勉強されている光景を目撃することが多い。

最近はどうなのか知らないが、15年以上も前、ある派遣会社の方からこんな告白を受けたことがある。

「実力も無い入社1年目の僕でも、名刺に”SE”と書かれていて、正直プロパーさんには悪い気がしています」

これは、「契約金」をより多く得るための作戦だと思われる。
ただ、その方は、自分の名刺と実力の差を埋めようと努力されておられ、とても好感を持てた。

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