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2012/11/01

【インタビュー】@yohhatu という生き方。



スクラム道関西、RxTstudy、DevLOVE関西と様々なコミュニティの火付け役として日夜活躍され、今最もHotな中村洋(@yohhatu)氏に突撃インタビューを敢行した。


■サウスポーなSEの独り言




2012年10月20日 午後20:00を過ぎた頃。


大阪の江坂で開催された「第6回RxTstudy」の懇親会席上で上機嫌に語る中村洋(@yohhatu)氏にインタビューを申し入れた。

アポなしでいきなりインタビューを申し込んだため、少々面食らっていたが、強引に頼み込んで了承を頂いた。早速インタビュー開始。




▼デブサミ2012関西人気投票1位の感想を聞いてみた

AgileNewsFlash(以下”ANF”) 「デブサミ関西2012人気投票1位、おめでとうございます。」

中村洋(@yohhatu)氏(以下”@yohhatu”)  「ありがとうございます。素直に嬉しかったです。ただ、発表時間が10分しかなく、話し足りませんでした。少なくとも1時間欲しかったです」

ANF 「お気持ちお察しします」

@yohhatu 「でも、リベンジではありませんが、12月15日~16日に東京で開催される”DevLove Conference 2012”で、自分戦略を語る予定です」(※1)

ANF 「なるほど、がんばって下さい。応援しています」


※1:DevLOVE Conference 2012



▼認定スクラムマスター受講の感想を聞いてみた

ANF 「認定スクラムマスターを受講してみてどんな印象でしたか?」

@yohhatu 「ん~、スクラムのことを研修や色々な人と話すことを通じて勉強するうちに、自分達のやり方がスクラムのプラクティスや姿勢に近いということを再認識しました」

ANF 「ほほぉ。それは凄いですね!」

@yohhatu 「お客様に、価値ある商品を届けようとしたら、最終的にそうなると感じています」

ANF 「ちなみに、@yohhatuさんにとっての『アジャイル』って、どういうイメージなんですか?」

@yohhatu 「今から10年前、ウォーターフォールで仕事をしていて、お客様との契約に縛られ、そのせいでお客様へ効率的に価値を届けることができず、開発プロセスに疑問を感じていました。それから3年後、ケント・ベックの"XP入門"を読んですんなり理解できて、面白そうなプラクティスや考え方が書いているなぁという印象を受けました」

ANF 「なるほど。お客さんに『価値を届けたい』という強い想いが@yohhatuさんの原点なんですね。ところで、最近転職されたそうですが、お仕事はいかがですか」

@yohhatu 「フェンリル(※2)に転職して、複数のチームのスクラムマスターとして、チームのパフォーマンスアップを目指して取り組んでいます」


※2:ブラウザ Sleipnir を開発しているフェンリル




▼将来の目標について聞いてみた

ANF 「将来の夢を教えて下さい」

@yohhatu 「うーん」

ANF 「あ、やりたい事でもいいですよ」

@yohhatu 「やりたい事……そうですね、多くの凄い方々とディスカッションして、自分をレベルアップしたいです

ANF 「ちなみに、どんな方と?」

@yohhatu 「明確な『誰』というイメージはなく、『誰でも』です」


ANF 「誰でもいい、ということ?」

@yohhatu 「同じ経験をしてきた人って居ないと思うし、例え同じ経験をしたとしても、学びは違うはずです。誰がどんな経験や学びを持っているか分からないから、特定の『誰か』にこだわらず、誰とでもディスカッションしたい、という意味です

ANF 「なるほど」

@yohhatu 「エンジニアとして、知識をGive&Takeして、自分が成長することで周りも成長してくれたら嬉しいと感じています」

ANF 「他に、目標とかあります?」

@yohhatu 「誤解を承知で言葉にすると、『働かずに儲けたい』」

ANF 「なんと!」

@yohhatu 「生きていくためには、働く必要があるじゃないですか。でもやりたいことは沢山あります。だから、給料の心配をせず、エンジニアとしての自分を極めて行きたい、という願いを込めた言葉です」

ANF 「なるほど、貪欲なくらいエンジニアとして成長したい、というお気持ち、強く感じました。今日は突然のインタビューにお答え頂き、ありがとうございます」

@yohhatu 「こちらこそ、ありがとうございます」






酔いも手伝ってか、自分の心の内に秘めた熱い想いを語って頂けた。
来年、DevelopersSummit関西2013の実行委員長に立候補された中村さん。
僕たちにどんな凄いイベントをプレゼンテーションしてくれるのだろうか。
今後の活躍に益々目が離せない。

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