Twitterから転用。
アジャイル開発では必須といえる「タスク管理」。
アジャイル開発手法と共に、様々なツールが生み出されてきた。
ここで、幾つかご紹介したい。
1.かんばん(アナログ)
模造紙やホワイトボードに、フセンを張る。
可視性と理解度が最も高く、デジタルツールでこれを超えるものはまだ見たことが無い。
視認性、理解度では最強だが、時間や件数といったメトリクスの集計には別途デジタルツールを使う必要がある。
Windows8世代で、大型液晶モニタで”指タッチ”インターフェースが実用化すれば、デジタルがアナログを超えるかもしれない。
2.TRAC(オープンソース)
いわゆる「BST」(=バグトラッキングシステム)として有名。言語はPython。
チケットをタスクに見立て、タスク管理が可能。
チケットからガントチャートを生成することもできる。
ただし、リスト表示しかできず、いわゆる「かんばん」(ToDo / Doing / Done)表示ができない。
■The Trac Project
3.REDMINE(オープンソース)
Ruby版「TRAC」。
昨今の「TiDD」ブームで有名になったツールである。
機能的には、ほぼ「TRAC」と同等。ただし、「TRAC」より後発のため、デフォルトで実装されている機能はこちらの方が多いと言われている。
■Redmine.JP
4.XPlanner-Plus(オープンソース)
XP(eXtreme Programming)用に開発されたツール。
ツール内で使用される名称もXPに準拠しており、「イテレーション」「ユーザーストーリー」「タスク」などが使用されている。
近年、新たに「XPlanner+」が登場。継続して開発が続けられている模様である。
■XPlanner+ open source project management tool for agile teams
5.Agile Virtual Taskboard(オープンソース)
Ruby製のタスクボード。
プロダクトバックログの管理や、ストーリーポイントによる優先純付けが可能らしい。
観ているだけで楽しさが伝わってくる。
■Ryuzee.com「[Agile]Agilar Taskboard(かんばん)を使ってみた」
6.Startrack Tracker (オープンソース)
タスク管理がメイン。
複数メンバーでタスク管理が可能。
■MOON GIFT 【アジャイル向け。イテレーションごとのタスクステータスを管理する「Startrack Tracker】
7.Kanban101(webサービス)
初心者向けかんばんWebサービスサイト。
インストール不要で、「ちょっと試してみようかな」といった方にオススメ。
実際のプロジェクトで使うには、荷が重いかもしれない。
■Kanban 101
8.webあしか(webサービス)
こちらも「かんばん」のみ。
ただし、「ToDo / Doing / Done」だけでなく、4つの任意の状態を指定することができる。
日本語なので、使い易そうだが、広告が表示される所がイマイチ。
■WEBあしか‐WEB上で手軽にタスク管理!
9.Eylean(有償)
スクラム用タスクボード。
有償版だけあって、デザインがカッコイイ。
■Eylean Board - electronic Kanban and Scrum board
10.TRICHORD(フリーライセンス)
「JUDE」「astah」などUMLツールを販売しているチェンジビジョン社の製品。
2010年5月に開発が終了し、その後無償配布している。
GUIでかんばんを実装したツールは、恐らく「TRICHORD」が世界初だと思われる。
従来の「リスト」によるタスク管理と、「かんばん表示」モードの2つを実装している。
「かんばん表示」モードでタスクを「Done」に移動すると、自動的に「完了」扱いとなる。
「TRAC」や「REDMINE」にはガントチャート表示機能が実装されているが、こちらは「バーンダウンチャート」と「ニコカレ」が付いている。
恐らく、今回紹介したツールの中で、最も完成度の高いツールと言える。
これだけ完成度の高いツールが無償というのは、驚くべき事実だ。
「TRAC」と連携することができ、「かんばん」上で移動したチケットの結果をチケットに反映することができる。残念ながら、「REDMINE」には対応していない。
■チェンジビジョン
ここに挙げたツールは、アジャイルを実践する、しないに拘わらず、通常業務でもタスク管理として有効活用できるポテンシャルを秘めたものばかりだ。
興味が沸いたら、是非試して頂きたい。
「JUDE」「astah」などUMLツールを販売しているチェンジビジョン社の製品。
2010年5月に開発が終了し、その後無償配布している。
GUIでかんばんを実装したツールは、恐らく「TRICHORD」が世界初だと思われる。
従来の「リスト」によるタスク管理と、「かんばん表示」モードの2つを実装している。
「かんばん表示」モードでタスクを「Done」に移動すると、自動的に「完了」扱いとなる。
「TRAC」や「REDMINE」にはガントチャート表示機能が実装されているが、こちらは「バーンダウンチャート」と「ニコカレ」が付いている。
恐らく、今回紹介したツールの中で、最も完成度の高いツールと言える。
これだけ完成度の高いツールが無償というのは、驚くべき事実だ。
「TRAC」と連携することができ、「かんばん」上で移動したチケットの結果をチケットに反映することができる。残念ながら、「REDMINE」には対応していない。
■チェンジビジョン
ここに挙げたツールは、アジャイルを実践する、しないに拘わらず、通常業務でもタスク管理として有効活用できるポテンシャルを秘めたものばかりだ。
興味が沸いたら、是非試して頂きたい。
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