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2012/10/14

【情報】日本で唯一存在するKPTの教科書。


近年、アジャイル系のイベントが広がるにつれ、「KPT」が広がりを見せている。
この「KPT」の教科書が、無料で公開されている事をご存知だろうか。

■オブラブ「プロジェクトファシリテーション実践編:ふりかえりガイド」



ここで簡単に、「KPT」(『けぷと』と読む)について紹介しよう。

「KPT」とは、最近話題の「ふりかえり」を効率的効果的に実践するためのアナログ・ツールである。
ここでいう「ふりかえり」とは、PDCAサイクルの「C」と「A」に該当する内容であり、「過去に発生した問題を改善する」ことが目的である。

Keep, Problem, Tryの頭文字をとったもので、それぞれ次の意味がある。

  • Keep : 良かった事、今後も続けたい事
  • Problem : 悪かった事、反省事項
  • Try : 改善策


KPTを始めた方が最も戸惑うのが、「ProbremからTryを出す」時である。
改善とは、問題の原因を取り除く事であり、真の原因追求を行わなければ効果的な改善は困難である。

これは、KPTでも同様で、ProblemからTryを出す際、Problemが発生した原因を深堀する必要がある。

そういう意味では、こちらに記載の「NewKPT」や「KPTH」などのフォーマットの方が、やりやすいのかも知れない。

いずれにせよ、利用者が使いやすい物を使うのが正解なのである。



関連ページ
■【情報】PDCA→PDCI
■【情報】プロジェクトファシリテーション
■【情報】KPT(けぷと)の書式が増殖している件について。

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