近年、アジャイル系のイベントが広がるにつれ、「KPT」が広がりを見せている。
この「KPT」の教科書が、無料で公開されている事をご存知だろうか。
■オブラブ「プロジェクトファシリテーション実践編:ふりかえりガイド」
ここで簡単に、「KPT」(『けぷと』と読む)について紹介しよう。
「KPT」とは、最近話題の「ふりかえり」を効率的効果的に実践するためのアナログ・ツールである。
ここでいう「ふりかえり」とは、PDCAサイクルの「C」と「A」に該当する内容であり、「過去に発生した問題を改善する」ことが目的である。
Keep, Problem, Tryの頭文字をとったもので、それぞれ次の意味がある。
- Keep : 良かった事、今後も続けたい事
- Problem : 悪かった事、反省事項
- Try : 改善策
KPTを始めた方が最も戸惑うのが、「ProbremからTryを出す」時である。
改善とは、問題の原因を取り除く事であり、真の原因追求を行わなければ効果的な改善は困難である。
これは、KPTでも同様で、ProblemからTryを出す際、Problemが発生した原因を深堀する必要がある。
そういう意味では、こちらに記載の「NewKPT」や「KPTH」などのフォーマットの方が、やりやすいのかも知れない。
いずれにせよ、利用者が使いやすい物を使うのが正解なのである。
関連ページ
■【情報】PDCA→PDCI
■【情報】プロジェクトファシリテーション
■【情報】KPT(けぷと)の書式が増殖している件について。
0 件のコメント:
コメントを投稿