ネットで拾ったPDFより。
昨年開催された「JaSST'11 Tokyo」のスライドに、不思議な資料が混ざっているのを発見した。
■JaSST'11 Tokyo
■クロージング ~ワンルーム・テスト~ (JaSST 東京実行委員 和田憲明)
「JaSST」(=ソフトウェアテストシンポジウム)は、ソフトウェアテストに関する総本山と言える団体で、毎年日本各地でその道の著名人が発表を行う、由緒あるイベントだ。(有料)
そんなイベントの紹介ページに、不思議な資料がある。
一見すると、普通の論文の様に見えるが、よ~~~く見るとなにかおかしい。
以下引用。
「ワンルーム・テスト」
-替え唄づくりに学ぶ魅力品質向上のコツ-
タイトルからいきなりおかしい。
「替え歌」と「品質」の言葉の距離感が掴めないくらい離れすぎている。
あらまし今回の替え唄づくりをふりかえり、リリースまでの作業を工程に分け品質向上について考察した内容を紹介する。満足できる歌詞づくりのためには実際に繰り返し唄い磨き続けることが大切である。歌詞の候補は実体験をベースにすることで多くのアイデアが湧き、同時に過去を見つめ直すきっかけにもなるのでお勧めしたい。
「ソフトウェアテストに関する論文」という先入観が邪魔して、書いている内容を容易に受け入れることができない。
とくに注目したいのが、「替え歌づくりの工程」。
近年のIT用語風に、「替え歌づくり工程」が見事に英字記号化されている点に注目頂きたい。
- IS(Inspective-Select-songs)
- 1980年代~今までの曲を次々と思いだしながら、タイトルとテスト関連のキーワードを比較し替え唄になるかどうかを考えた。
- FS(Feel-good-Sabi)
- サビやそれに準ずる歌詞に対して替え唄を考えた。
- SDD(Sing-Driven-Discover)
- 歌詞を携帯のメモ帳に保存し通勤時に MusicPlayer を聞きながら歌詞をつぶやき、メモ帳を更新する作業を繰り返した。
- MV(Make-Video)
- 直前の週末に行なった。作業時間は 6時間程度だった。使用したツールはWindows Movie Maker で、とても手軽に使えて本当に助かっている。
そして、この文書の最も注目すべき所は、下記である。
5. 唄う替え唄は LT セッションのクロージング時に唄わせていただいた。
ワークリーダの田中氏とドラ娘こと永田氏には、セッション開始まで1時間半という直前に踊りのサポートをお願いしたにも関わらず、快くお引き受けいただきありがたかった。
そして、フルコーラスをお付き合いいただき、フィナーレではいっしょにノッてくださった会場のみなさまには大変感謝している。
そう。
替え歌を歌ったのみならず、3人で踊ったというのだ!
機会があれば、是非一緒にセッションしてみたい。もちろん「歌&踊り」、の方で。
<参考>
- ワンルームディスコ PV
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